PAKKERINO///2017/01『記憶の虫干し』

PAKKERINO
2017/01
記憶の虫干し

あたらしいとしがはじまりました。
途切れることなく続いている時間ですが、いろんな場所に“おわり”と“はじまり”のポイントがあります。それは隣り合っていて、手をつないでいる双子のようなものです。“おわり”を通過する時に時間の糸がぷつんと切れる、けれどもすぐさま“はじまり”がまっていますから、瞬間的に結び目を作って、やっぱり時間は永遠であり続ける。
ふりかえれば、いろんな結び目があるようです。たくさんの“おわり”と“はじまり”があったから。時間の糸をたぐって、その結び目を見てみる。結び目はまるで記憶の駅。色々なことが思い出されて、結び目をほどいてしまいたくなるようなこともありますが、その結び目はかたく、けっしてほどけることはありません。
1月のPAKERIは『記憶の虫干し』にまつわるmatoが登場します。小さくなったクレヨン、ひもの切れたカスタネット、ピアスの片割れ、迷子のミトン。引き出しの奥に眠っているものたちがちが語りだす物語に耳をかたむけてみてください。