山の友達からの荷物。


ぽかぽかと、あたたかな日々が続きます。

小柄な茶色のくまのところに、山の友達から荷物がとどきました。
箱を開けると甘い匂い。林檎です。
ひとつひとつ、丁寧に新聞でくるんであります。



小柄な茶色のくまは、山の友達の姿を思い浮かべました。
きっと、つややかでおいしい蜜林檎を選んでくれたのでしょう。



――大事に食べよう。
と、小柄な茶色のくまは思いました。
食べるものが体をつくるのです。



小柄な茶色のくまは、つややかな赤いりんごを一つ手に取って、
テーブルの上に置きました。
チョコレートの好きなテントウムシが、においをかいでいます。