あたらしい朝、あたらしい年。


あたらしい朝、あたらしい年のはじまりです。

小柄な茶色のくまが、お餅を焼いています。
チョコレートの好きなテントウムシは、松ぼっくりはりねずみたちと、
日向ぼっこをしています。
鳥の巣頭のmemeはその隣で読書中。




南天のプラトークが素敵なマトリョーシカの娘さんが、
鏡餅をみつめています。
――鏡開きには、おぜんざいにするわ。
と、思っているくいしんぼうさんです。


おや。カシパンの骨はどこへ行ったのでしょう。

実は、早朝にナンキンハゼ通りのろうそく屋“丸キ”に出かけて行きました。
(といっても、晴れ着のキジバトがむかえに来たのです。)
ろうそく屋にとって白いものは縁起物。
カシパンの骨とて例外ではありません。
今頃、繻子のおざぶとんのうえで、新年のおごちそうをいただいていることでしょう。
(といっても、骨ですから目でいただくだけです。)

さて、お餅が焼けたようです。

チョコレートの好きなテントウムシがロケットのように飛び起きて、
小柄な茶色のくまのところにかけつけました。
焼きたてのお餅にチョコレートをはさもうというのです。

不思議な町の奇妙な四人組がいとなむPAKERI。

今年もどうぞ、よろしくおねがいします。